
こんにちは、sioriです。
「神経痛」というと、ある程度の年齢になってからの病気というようなイメージがありましたが、私の場合、けっこう早い時期から神経痛が出始めました。おそらく20代中頃からだったと思います。
出る場所はいろいろでした。脇腹や太ももの内側など、皮膚のやわらかい部位に出ることが多かった気がしますが、あるとき顔の片側、目の脇から耳を通って顎の辺りまでが痛くなったことがあり、それが尋常ではない痛みで相当苦しみました。
これまで痛みが顔に出たことは無かったので、最初は神経痛だとは思わなかったのですが、あのズキンズキンと差すような痛みはやはり神経痛以外には考えられず、2日経っても3日経っても治まらないその激痛に耐えられなくなり、とうとう病院へ行きました。
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神経内科を受診する
受診したのは神経内科です。
そこで言われたのは「三叉神経痛」。
顔・口腔内・鼻腔などの、顔の感覚を脳に伝達する神経が「三叉神経」と言いますが、そこに異常が出て痛みが起こるそうです。
他の部位なら何とかガマン出来る程度の痛みなのですが(それでもかなり痛いですけど)、この三叉神経痛はもう何も出来なくなってうずくまってしまうくらい酷い痛みでした。とても痛みが過ぎ去るのを待つなんて悠長なことは言っていられませんでした。
何の薬だったかは忘れましたが、かなり効き目の強い薬が処方されました。確かに飲むとしばらくは痛みを感じなくなります。しかし、痛みは感じないものの、何かジンジンしている感覚はありました。「ああ、今も神経を刺激し続けているんだな」と思っていました。そして薬の効き目が切れると、またあの憎らしい痛みが襲って来ました。
薬以外の対策を考えた
その時は、何とかその強い薬でしのいでいるうちに、やがて痛みは治まって行きましたが、その後も少し寝不足が続いたり疲れが溜まっていたりすると、もうクセになってしまったのか再び三叉神経痛に悩まされることがたびたび続きました。そのたびに、またあの強い薬を処方してもらって、痛みが治まるまで飲み続けました。
しかし、この強力な薬を飲み続けることにはものすごく抵抗がありました。身体にいいわけがないのですから。とは言え、いったんあの痛みに襲われると、藁にもすがる思いでどんな薬でも飲まずにはいられない・・・。そのジレンマに苦しみました。
そんなある時、ドラッグストアに買い物に行ったおりに、ふと思い付いてたまたま近くにいた薬剤師の人に訊ねてみたのです。神経痛にいいサプリメントのようなものは無いか、と。
そこで勧められたのが「ビタミンB群」です。
確かその時出してくれたのがアリナミンA5だったかと思うのですが、調べてみると、
「アリナミンA5は、フルスルチアミンと共に神経のはたらきに必要なビタミンB6、ビタミンB12も配合しており、神経痛、筋肉痛、関節痛などの症状を緩和します。」
とのこと。
また「肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時」に補給するといいとあります。
その頃の私ははまさに授乳期でありました。
そして、夫の親との同居トラブルで悩み、さんざん悩んだ末にようやく同居を解消し、新しい土地で生活をスタートしたばかりの頃でした。
ストレスから解放されたはずなのに、急に環境が変わったことに上手く対応出来なかったのか、この頃は神経痛以外にもいくつか身体の不調に悩まされていました。不眠にもなりましたし、やっと眠れたと思うと夢に姑さんが出て来て私を執拗に責め立てたりと、心休まることがなく、心身共に参っていた時期だったのです。
ビタミンBの効果
さっそく薬剤師さんに勧められたアリナミンA5を飲んでみました。すると信じられないくらいの効果がありました。神経痛が起こる頻度が劇的に減ったのです。
たまに神経が疼いて、痛みが出て来そうな時があり、そんな時はいつもより少し大目に錠剤を飲んで体を休めていると、大事には至らずいつの間にか疼きは治まっています。
この時以来、三叉神経痛は一度も起きていません。脇腹や足などは今もたまに痛みが出ることがあるのですが、やはりその時も多めのビタミンBを摂って休養を取ることで、痛みはほぼ一日で引いて行きます。数時間で痛みが消える時もあります。
どうもビタミンBの中でも、ビタミンB12が神経痛にいいらしく、ビタミンB12のサプリを見つけてからはそれを買って毎日飲んでいます。
※私が買っているのはこちら→ 大塚製薬 ネイチャーメイド B-12 80粒
まとめ
身体に痛みが出るというのは必ず何かしらの原因があり、頭痛や神経痛などの場合、それはほとんど何かの栄養が足りていないのだということが分かりました。
薬はとても即効性があり痛みをすぐに取り去ってくれますが、根本的な解決にはなり得ません。痛みが発生する原因が身体の中にあり続ける限り、また再び痛みは起こりますし、そのたびに薬を飲み続けなければいけないのです。またどんな薬にも必ず副作用があり、絶対に安心であるとは言えません。出来れば飲まないに越したことはないのです。
こうしてサプリメントで足りない栄養を補うことで、実際に症状が緩和したり消えたりすることがあるのですから、やはりまず「知る」ことを怠ってはいけないとつくづく思います。
もちろん、頭痛の記事でも書いたように、普段の食べ物からしっかりその栄養素を取ることが出来れば一番いいのですが、どんなに心掛けても食べ物からは限界があると感じています。
ですので、日頃から食べ物も気にしつつ、サプリメントで足りない分を補給するというやり方がやはり現実的だと実感しています。
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