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ココロの病

漢方薬【加味逍遥散】に助けられた話。更年期&自律神経&パニック障害に効果あり。

 

こんにちは、sioriです。

2年半ほど飲み続けていた漢方薬「加味逍遥散(かみしょうようさん)」の服用をやめてから1ヶ月ほど経ちます。

実はこの2年半の間に何度か減薬&断薬にチャレンジしてはいたんですが、その都度また具合が悪くなって断念するというのを繰り返していました。

とにかく私は薬が嫌いで、たとえ副作用の少ない漢方薬とは言え、飲まずに済むならそれに越したことはないと思っていたので、早くこの漢方から解放されたいとそればかり考えていたんです。

 

最初のきっかけは「パニック障害」だった

この「加味逍遥散」は、以前「パニック障害」を発症した時に心療内科で処方されました。

※そのへんの経緯はこちらで書いています。 → いつでもどこでも手軽にできて効果抜群!全身に効くリラックス法

 

このパニック障害には本当に悩まされまして、どうにかして治したくて関連本を何冊も読んだりネットで同じようにパニック障害で苦しんでいる人のブログなどを読み漁っていました。

いろいろ調べていくうちに分かったことがあります。

パニック障害は、何もないところに突然発症したわけではなく、もともと年齢的に更年期の影響があったり、当時かなりストレスの多い生活を送っていたりして、もともと「自律神経が乱れていた」という土台があったのです。

女性の場合、「自律神経失調症」は「更年期障害」の症状のひとつだと言われていますが、お年頃の女性はホルモンの関係でどうしても自律神経が乱れがちになるんだそうです。

そのせいで睡眠が満足に取れず、毎日寝不足でイライラしていました。それがまたさらに自律神経の乱れを引き起こすという悪循環になっていました。

 

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すべての不調が「加味逍遥散」で緩和されていった

その頃、読んでいた中に非常に興味を引かれた本がありました。「薬なし、自分で治すパニック障害 」という、心療内科の医師が書いた著書です。

この本を書かれた森下先生は、出来るだけ西洋薬を使わずに、「漢方薬」で体全体の調和を回復していくことで精神疾患を改善していく、という考えを持っていて、漢方薬を治療に積極的に取り入れています。しかも、製品としての漢方薬だけでなくて「生薬」も処方しているのです。

→ ドクターズ・ファイル 森下克也先生

 
上のサイトの中に、「ぴたっとはまる人は、漢方で本当にすぐによくなる」という言葉がありますが、まさに私がそうでした。

私はこの本を読んですぐに漢方の生薬を処方してくれる病院を調べて実際に受診をしました。その病院で加味逍遥散をパック詰めの生薬(煎じ薬)で処方されたのです。毎日コトコト40分間も煮出すのはかなりの手間でしたが、本当に飲み始めて数日でピリピリと張り詰めていた糸がゆるりとたわむように、気持ちがすごくラクになったのです。

 

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「気持ちが軽くなった」というのが一番大きな効果であり、そこからすべてが良い方向へ向かって行ったような気がします。

それまでは不安と恐怖で何事にも身構えて緊張していた日々だったのが、心が解きほぐれたことによって、周りの景色を眺めて「キレイだな~」と感じたり、良いことが待ち受けていそうな気がしてウキウキするような気分もふたたび戻って来ました。

四季の移り変わりや人の優しさに触れるたび、世の中はこんなに素晴らしいことで満ち溢れているのに、なぜ私は何も見ず何も感じず自分の殻に閉じこもって暗く落ち込んでいたんだろうと思いました。「もう私の人生は終わりだ・・・」なんて絶望していたのが、もう一度希望を持てるように変わっていったのです。

 

そこから少しずつ色んな部分が良くなっていき、パニック発作を起こす頻度も減って行きました。悩まされていた動悸も目まいもほぼなくなり、耳鳴りも少しずつ改善していきました。

夜はまだぐっすり眠れるわけではなかったけど、「パニック障害に私の人生を台無しにされた・・・」なんて被害妄想をしていたのが、「パニック障害があっても私は私の人生を生きたいように生きるんだ!」という前向きな気持ちに変わり、だんだん色んなことに積極的になっていきました。

「加味逍遥散」を飲んだことで自律神経が整いはじめ、ウツ気味だった私の心も前向きに変わり、パニック障害だけでなく更年期の症状も緩和されていったのです。

 

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減薬、断薬には少し時間がかかりました

そんな感じでどんどん調子が良くなり、電車も普通に乗れるようになって少しずつ行動範囲が広がって行きました。(というか元の生活に戻っていきました)

それでも、発作のトラウマはそんな簡単に消えて無くなってはくれません。ちょっと寝不足だったり体の調子が悪かったりすると、発作がいまにも起きそうな嫌な感じになったり、動悸がはじまったりします。

「発作が起きたらどうしよう・・・」という予期不安が、実際に発作が起きやすい状態を作り出してしまうのですが、体が元気な時はわりと平気だったりします。ところが、どういうメカニズムか分かりませんが、体の調子が悪い時は、ちょっとした不安にすぐ体が反応して動悸や息苦しさを感じてしまうのです。

それでも以前のように、「この世の終わり」かのような落ち込みはもうありません。心はまた回復するし、体もそうだということをもう知っているからです。

 

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そこで、少しずつ減薬をしていくことにしました。ところが、調子が良いと思って漢方薬を減らすと、途端にまた気分が落ち込んでどんよりしてしまうのです。

「ああ、まだ私には薬が必要なんだ・・・」とショックを受け、ふたたび毎日漢方を煮出す日々に戻るのですが、また少し良くなると減らしてみる、そしてまた再開、というのを繰り返していました。

「結局、更年期が終わるまでこの漢方を飲み続けなくてはいけないのかもしれない」と思っていました。

しかし、ある時また減薬をはじめて、そのまま面倒で漢方を煮出すのをサボっていたところ、気づいたらもう2週間くらい薬をまったく飲まずに過ごしていました。

それでも気分が落ち込むことはなく、更年期の症状も出ていません。
しかも、この時ハッと気づいたのですが、そういえば最近は夜もよく眠れているな・・・と。

そうなんです。一度寝ても、夜間に何度も目が覚めてしまったり、早朝に目覚めてその後眠れなくなってしまったりという症状がもうずっと続いていたのに、それがここ最近きれいさっぱり無くなって朝までぐっすり眠れるようになっていたのです。

そして、そのまま断薬をつづけて今にいたります。

 

まとめ

おそらく、眠れるようになったことが一番のカギなのでは・・・という気がしています。
いや、自律神経が整ったことで眠れるようになったのかもしれませんけど。その辺はよくわかりません。

ただ、「加味逍遥散」が私の心身の状態をちょっとずつ底上げしてくれたのは確かだと思います。あとは「時間」ですかね。回復するのにはそれ相応の時間が必要なのだと思います。何事もそうですが。

今は何も薬を飲んでいませんが、状態はとても良いです。パニック障害を発症するもっと前の、毎日楽しくワクワクしながら暮らしていた頃と同じような精神状態に戻っています。

とは言え、またいつ何がきっかけで心の病におかされてしまうか分かりません。生きていればきっとまた何かしらのストレスに晒されるでしょうし、更年期の不調にも悩まされると思います。また眠れない日々が戻ってくるかもしれません。

でも、それは一生続くことではないし、心の不調も体の不調もかならず回復する日がやってきます。人間の自然治癒力は心にも有効なのです。

だから、そうなってしまったら「今はこういう時期なんだ」と諦めて、自分の心と体をゆっくり休めてあげようと思います。焦りは禁物です。

そして、パニック障害があってもなくても、私は私の人生を自由に生きるんだ、と強く思うことが大事だと思うんです。「パニック障害があっても私は行きたいところは全部行くし、やりたいことは全部やってやるんだ」と今の私はそう思っています。

 

本当に、この世の中「普通に生きる」だけでも大変ですよね・・・。

いろいろあるけど、負けずにがんばって、しぶとく生きていこうと思っています。

 

それでは、また。