こんにちは、sioriです。
趣味は美術館めぐり。
昔から絵画が大好きです。
特に好きな画家は「コロー」、そして「シスレー」に「モネ」、「ピサロ」、「ユトリロ」などなど、おもに自然の風景や街並みが描かれた風景画が好きなのですが、2年ほど前から「シャガール」の魅力に気付きはじめました。
「好きな絵を部屋に飾りたい」と思い、美術館に展覧会を観に行った際には毎回何枚かポスターを買ってくるのですが、本物を観たあとにぺらぺらのポスターは何とも味気なく、もっと本物に近いものはないのだろうかとずっと思っていました。
美術館のグッズ売り場にはたいてい「複製画」のコーナーがあり、実際に観てみるとやはりすごく良いんですよね。でもお値段が数万円~とちょっと手を出せない価格帯で・・・。
そこまで高くなく、でももう少し鑑賞に堪えられるレベルの商品はないものかと探していたところ、私の希望にピッタリの商品を見つけたのです。
キャンバス地に直接印刷する「プリキャンバス」
楽天の「グーピルギャラリー」というお店で、世界の絵画を油絵用のアートキャンバス地に印刷する「布製の複製画」を作っており、私はこれまで4枚の絵をここで購入しています。
紙ではなく布地に印刷することで、表面の仕上がりが紙のようにつるつるしておらず、何だか本物っぽいのです。
これはシスレーの「ルーヴシエンヌの雪」という絵です。↓

拡大してみるとこんな感じ。

紙とは違い、何だか味のある仕上がりになっていると思いませんか?(ちょっと光が反射しちゃっていますが・・)
厚みのある木枠に張り付けるため、額に入れなくてもそのまま飾ることができるんです。
端の処理はこのようになっています。↓

このシスレーの雪の絵はことさらに気に入っていたのですが、数年前に美術館に行ったときに偶然この絵が展示されており、本物を観ることが出来たんです。
シスレー展ではなかったので(確か上野のモネ展だったか・・・)まさかこの絵が展示されているとは夢にも思わず、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
これまでここで購入したのは上のシスレーの雪の絵以外に、この3点。↓

左上が、私が一番好きな画家カミーユ・コローの「モルトフォンテーヌの思い出」、その右がマルク・シャガールの「青いバイオリン弾き」、下がアルフレッド・シスレーの「サン=マメス 6月の日光」です。
シャガールの絵だけラップが掛かったままなので光が反射してますが・・・。
「ギャリーラップ」といって、絵を保護するために透明のシートが掛けられているんですが、どうしてもこのように光が反射してしまうし見た目もあまり良くないので、あまり推奨されていませんが4枚の絵のうち2枚はシートを取ってしまいました。
シートを取ってしまうと色落ちがしたり質が変化してしまうかと心配しましたが、特に変わりは無さそうなのでホッとしています。
こうして木枠にひっかけて壁に掛けることもできます。↓

このコローの絵だけは何だかやけに緑色なんですよね・・・。
本物はもう少し茶色というか灰色というか、もっと風情がある感じで素敵なんです。
最初からこの色で届いたのか、うちで飾っているうちに変色してしまったのか、どっちなのか分からないのですが・・・。
でも他の絵は特に変色などしていないので、やはり最初からこの色だったのかもしれません。
これは初めて購入した絵なのでまだよく分かっておらず、修正依頼もしなかったので仕方ありません。
色の具合やトリミングの位置などは細かく修正してもらえます
色の具合やトリミングについては、注文後に送られてくるサンプル画像でチェックをし、もし直して欲しい箇所があればお願いすることができます。私も2度目の注文からはトリミングの位置など、何度か修正をお願いしました。
トリミングというのは、元々の絵のサイズがそれぞれ異なるので、木枠もいくつかサイズが用意されてはいるんですがどうしてもトリミングが必要になってくる絵があるのです。
オリジナルのサイズを多少削らなくてはいけないのは少し忍びないのですが、あまり影響がない位置でうまく切り取って枠に収めると案外気になりません。そんなにゴソッと切り取るわけではなく、数ミリ単位なので。(私の時はそうでした)
シャガールの絵は特にトリミングを細かく指示させてもらいましたが、その結果とても満足な仕上がりになりました^^
立体仕上げがオススメ
プリキャンバスには「立体仕上げ」というオプションがあります。
※立体仕上げとは・・・「プリキャンバスの表面に無色透明の樹脂(メディウム)を専門家の筆で、絵柄の筆のオリジナル絵画のタッチに合わせて凹凸を施し、原画に近い見た目に仕上げていきます。」
この立体仕上げはレビューでものすごく評判が高く、私も上のシスレーの雪の絵で初めて申し込んでみました。
立体仕上げにしなくてもキャンバス地特有の風合いがあり、紙への印刷とはぜんぜん違うのですが、立体仕上げで凹凸が出来ることによって本物の油絵のように見えるので不思議です。
立体仕上げ無しの絵を拡大してみると・・・↓
このままでも布地の感じが出ていて良いのですが、先ほど載せたシスレーの絵のように「立体仕上げ」にするとこうなります↓

筆の跡が残って凸凹のあるのが分かりますよね。
(ちなみにこの絵はシートを付けたままです)
「立体仕上げ」には追加料金が掛かります。
6号~8号サイズは+2,400円、10号~12号サイズは+4,000円です。
絵の値段が4,800円~なので、2,400円増しというのは正直ちょっと考えてしまいますよね・・・。
立体仕上げにしなくても充分素敵ですし。
でも、一度購入した絵は何年も部屋に飾って楽しむことが出来ますから、絵画好きの人なら頼んで損はないと思います。
「青のバイオリン弾き」 シャガール
「サン=マメス 6月の日光」 シスレー

「モルトフォンテーヌの思い出」 コロー

「ルーヴシエンヌの雪」 シスレー

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