
こんにちは、sioriです。
この世はストレス社会。
誰もが日々さまざまなストレスを抱えて暮らしていますよね。
でも、ストレスにも「良いストレス」と「悪いストレス」があると思っています。
良いストレスは体にも心にも暮らしにも良い循環を生み出し、逆に悪いストレスはそれらすべてに悪い影響を及ぼします。
良いストレスは、そのストレスによってプラスの何かが生じたり、さらにやる気が出てきたりする効果があるので、そういうプラスのパワーを与えてくれるストレスなら抱える意義は多いにありますよね。
でも、悪いストレスは人の心身を蝕み、やがて自分だけでなく家族の暮らしまで脅かし始めます。
そんなストレスは即刻退治して追い出してしまうのが吉。
では、どのように悪いストレスと判断し、どうやって追い出していけばいいのか…?
今日はその話をしたいと思います。
良いストレスと悪いストレスの見分け方

良いストレスとは、例えば夢や目標など、自分をさらなる高みへ引き上げようとするときに生じる負荷と捉えてもよいかもしれません。
ストレスがないと人は成長することがありません。自分が成長するために必要なストレスは、「試練」と言い換えることもできます。
そのストレスを乗り越えたとき、ひと回り大きな自分に成長するような、そんなプラスのエネルギーに変わるストレスは、その時は辛くても結果的に自分に良い作用を与えてくれます。
逆に、悪いストレスとは、不安や恐怖、嫉妬、憎しみなどネガティブな感情を引き起こし、やる気を失わせたり、自己嫌悪に陥らせたりして、負の連鎖を作り出すもの。
悪いストレスからは何もプラスのものが生まれることはなく、むしろ健康を蝕んだり人間関係を悪化させる原因になってしまいます。
心がストレスを感じたときは、そのストレスによって自分が成長するのか、それとも逆に負の感情ばかりを引き起こすものなのか、ひと呼吸置いて考えてみることをおすすめします。
見分け方としては、「そのストレスは自分の努力で乗り越えられるものか」、「そのストレスを抱えるのは誰のためか」というのを自問自答すると、答えが見えやすくなります。
自分の力で乗り越えられないストレスは、自分にとっては重量オーバー。懸命に抱えたところで押し潰されてしまうだけです。それがたとえ夢や希望につながるストレスであっても、分不相応なストレスを抱えてしまうと破滅を招くことにもなりかねません。
また、誰のために抱えるストレスか?というのは常に頭に置いておくと良いと思います。未来の自分のために抱えるストレスなら、それは良いストレスだと言えます。
しかし、そうでない場合は要注意。不本意なストレスは被害者意識を生み、徐々に悪いストレスへと変化していきます。
悪いストレスはこんな悪影響を与える

悪いストレスはどうして良くないのか。
それは、心と体の健康を害してしまう恐れがあるからです。
ネガティブで自分の手に負えないほど大きなストレスを抱えてしまうと、人にはさまざまなストレス症状が出てきます。
ストレス症状は大きく分けて、以下の3つ。
1.身体的な症状
2.精神的な症状
3.行動的な症状
それでは、それぞれ具体的に見ていきます。
身体的な症状
・睡眠障害
・食欲の低下
・疲れが取れない、体がだるい
・頭痛、めまい、耳鳴り
・肩こり
・じんましん、吹き出物、アトピー成皮膚炎
・生理不順、更年期障害
・円形脱毛症
精神的な症状
・不安、イライラ、憂鬱感
・抑うつ気分
・何もやる気が起きない
・何にも興味がわかない
・リラックスできない
・孤独感
・無力感
・集中力の低下、思考力の低下
行動的な症状
・人と会話するのが億劫になる
・過食、拒食
・依存症が高まる(嗜好品、ギャンブル、買い物など)
・身だしなみに疎くなる
・不登校、引きこもり
これらの症状が重症化してくると、うつ病を発症したり引きこもりになってしまったりして、大きなダメージを被ることになってしまいます。
ここまでストレスをこじらせる前に、何とか対処しないといけません。
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悪いストレスと縁を切る方法

社会の中で生きていると誰しも良いストレスばかりではなく悪いストレスに遭遇してしまうこともあります。もし悪いストレスに見舞われてしまったときは、どのように対処すればいいのでしょうか?
ストレスへの対処法は、一時的なものと根本的なものの2種類があると思っています。
ストレスへの一時的な対処法としては、自分の趣味や好きなことをしたり、運動をしたり、美味しい物を食べたりといったものがあります。つまり「気をまぎらわす」ということですね。
しかし、それでも手に負えないくらいストレスが肥大していった場合は、自分の身を守るために根本から解決する必要があります。
そのためには、まず自分のストレスの原因を知ることが大切。
おすすめの方法は「紙に書き出すこと」です。
紙に書いて視覚化することで、客観的に自分のストレスの元を見つめ直すことができます。
ストレスの原因がわかったら、解決策を探ります。思いつくあらゆる方法を探り、実行可能かどうか考えます。ここで考えた解決策も紙に書くのがおすすめ。
解決可能なものは、実行に移します。
しかし、それでもどうしても悩みが解決できない場合は、勇気を出してストレスの元から離れることも必要です。
学校を休校したり、会社を休職したり、または転職したりなど、思い切った行動が必要になるかもしれませんが、悪いストレスを抱え続けて心身にダメージを追うよりはマシだと思いませんか?
我慢することは日本人の美徳とされていますが、度を過ぎた我慢はうつ病などの精神疾患を招いたり、取り返しのつかないことになってしまう可能性も…。
自分の力で解決できないストレスなら、早めに見切りを付けて別の道を進むという選択肢もあります。
逃げるのではなく、大切なものを守るために、行動することが大切です。
ストレスの中にいるときは、どうしても視野が狭くなりがちですよね。なので、正常な判断ができなくなっている可能性もあります。
そういう時は、とりあえずストレスの大元から距離を取るようにしてください。ストレスから遠ざかると、それだけで物事を客観的に見る余裕が生まれます。
とりあえずは、ストレスの元となっている環境、人間関係から遠ざかり、安全圏に身を移してください。そこで心身が回復するのを待ち、そのうえで今後のことを考えていきます。
自分の人生は自分のもの。自分でない何かに支配されてしまうのは避けるべき。
守るべきものは、自分と自分が心底大切に思う人だけです。そこがブレないように行動していくことが重要です。
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最後に

良いストレスは実りある結果をもたらすもの。そのようなプラスになるストレスには、ぜひ勇気を持って立ち向かってほしいです。
でも、悪いストレスは何も利益を生まないばかりか、自分の足を引っ張り明るい未来を奪います。そんなマイナスのストレスとは早く縁を切るのが正解。
出来るだけ近寄らない、距離を置く、関わらないを徹底し、もし悪いストレスに取り付かれてしまったときは、思い切って排除することも必要です。
うつ病患者や年間の自殺者の人数は、信じられないほど大きな数字で、ニュースになるたび心を痛めています。そこまで追い詰められてしまったのは、悪いストレスを抱えたまま我慢に我慢を重ねた結果だと思います。
病気になったり、死を選ぶようなことになる前に、悪いストレスからは逃げてもいいのだ、放棄してもいいのだということを知ってもらいたくて、この記事を書きました。
ストレスをすべて悪だと言うつもりはなく、前述のように「良いストレス」なら自分の成長につながるので積極的に向き合うべきだと思います。
ですが、悪いストレスにまで真摯に向き合う必要はありません。病気になる前に速やかに離れるべきです。
今の世の中、道はいくらでもあり、生き方も多種多様です。今の道を離れても、すぐに別の道が現れるので心配はいりません。
いつでも、自分の志と行動で新しい道は無限に開けていきますから。
以上、今日はストレスの話でした。
それでは、また。
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