
こんにちは、しおりです。
宇津木式スキンケアをはじめてそろそろ5年が経過し、肌断食もすっかり肌に馴染んできました。
宇津木式スキンケアとは、化粧水や乳液やクリームなどの基礎化粧品をいっさい使わないというお手入れ法です。
これまで普通のスキンケアをしていた人が急に化粧品を絶ってしまうと、最初はものすごく肌が乾燥するのですが、宇津木式スキンケアを続けていくうちに少しずつ肌が自然にうるおうようになり、基礎化粧品が必要ない健康的な肌になれます。
ただ、宇津木式をはじめて肌の乾燥もだいぶマシになってきた、という場合でも、唇の乾燥だけがどうしても気になる……という人は多いのではないでしょうか?
実は私もそうでした。
頬やおでこなどの肌は、宇津木式を続けていくうちに乾燥が解消されていったのですが、唇だけはどうしても何も塗らないでいると乾燥してカサカサしてしまうんですよね。
ときには、ひび割れたり皮が剥けたり出血したりなんてことも…。
そこで、宇津木式で唇の乾燥に悩んでいる人に向けて、唇の乾燥の解消法をご紹介したいと思います♪
▼宇津木式のやり方はこちらから

唇が乾燥しやすいのはなぜ?

唇は、ほかの皮膚に比べてとっても乾燥しやすいという特徴があります。
その理由は、以下の3つ。
唇には皮脂腺や汗腺がない
ほかの部位とちがい唇には皮脂腺や汗腺がありません。
つまり、唇は水分や油分をとどめておくことができず、うるおいを保ちにくく乾きやすいのです。
また、唇はたえず外気に晒されているので、冬場など乾燥の季節はその影響をもろに受けてしまいます。
食事や日ごろのクセにより潤いが失われやすい
食事をするときや飲み物を飲むときは、どうしても唇に食べ物や飲み物が付着しやすいため、舌で舐めたりティッシュなどで拭き取ったりすることが多いと思います。
でも、これらはただでさえうるおいの少ない唇から、さらに水分や油分を取り去ってしまう行為。
また、拭く際に唇をこする、その摩擦も、唇の皮膚を傷めることにつながってしまいます。
さらに、日ごろから唇をなめるクセのある人も要注意!
舐めた瞬間は唾液でうるおっても、すぐに水分が蒸発してさらなる乾燥を招いてしまいます。
リップメイクで乾燥する
口紅やグロスには、タール色素や合成ポリマー、界面活性剤が配合されています。
これらが唇のバリア機能を壊し、乾燥を引き起こしてしまうことに…。
唇が乾燥する理由をまとめると、以下のようになります。
- 外気に晒されているので乾燥しやすい
- もともと、うるおいを保持しにくい性質である
- 普段から触ったり舐めたりしてうるおいを奪ってしまいがち
- リップメイクが唇の乾燥をまねいてしまう
このため、たとえ「何も付けない」という宇津木式スキンケアを実行していても、唇だけは何かしらのケアが必要なのです。
宇津木式の唇のお手入れ方法

カサカサ唇をそのまま放置しておくと、皮膚のバリア機能が低下して唇の状態はさらに悪化してしまいます。
また、乾燥でダメージを受けている唇に直接リップメイクをするのもおすすめできません。
ではどうすればいいのかというと、宇津木式の本には「カサカサ唇はワセリンでケアをする」とあります。
夏場など、とくに唇の乾燥が気にならないときは「なにもつけない」という本来の宇津木式のケアで問題ありません。
ですが、唇がカサついたり皮膚がめくれたりしたときには、ワセリンを少量だけ塗って乾燥を防ぎましょう。
さらに、メイクの前にもワセリンを塗ることで、化粧品の有害な成分が直接唇に付着するのを避けることができます。
ということで、宇津木式ですすめている唇ケアは以下のとおり。
- お風呂上りや洗顔後にワセリンを少量つける
- リップメイクの前にもワセリンを少量つける
少量というのは、ゴマ半粒くらいの量です。
また、ワセリンをつけるときは、こするように塗り込むのではなく、上からプッシュするようにやさしく唇に馴染ませてください。
付着力の強い口紅だと、唇のシワの奥にとり切れない口紅が残ってしまうことがありますが、無理をしてとる必要はありません。
唇はほかの部位よりもターンオーバー(新陳代謝)のサイクルが早いので、そのままワセリンを少量つけて放っておけば、自然にとれていきます。
宇津木先生は、無理してこすって取るよりも、自然のターンオーバーにまかせた方が唇への負担は少ない、と言っていますので、これに従いましょう♪
リップにおすすめのワセリンはこれ!
ここからは私の独断ですが、実際にいろいろワセリンを試したうえで、リップケアにおすすめのワセリンをご紹介したいと思います。

テクスチャがやわらかく、真冬でもストレスなく使える点がうれしい♪
また、粘り気があるので唇につけるとまるでグロスをつけたようなツヤ感が出るところがお気に入りです。
おすすめ度 | |
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内容量 | 60g |
原材料・成分 | 白色ワセリン |
価格 | 約400円~600円くらい |

実際にテクスチャを比べてみると、上のベビーワセリンよりも色が白く、それだけ純度が高いことがわかります。
比較的テクスチャが固めのため、冬など寒い時期は少々使いづらいという欠点はあるものの、ベビーワセリンよりもサラッとしたつけ心地なので、顔につけるなら断然こちらがおすすめ!
ただ、唇につけるには少し物足りないというのが私の個人的な感想です。
おすすめ度 | |
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内容量 | 50g |
原材料・成分 | 白色ワセリン |
価格 | 約1,000円~ |

アットコスメでも殿堂入りを果たしている大人気ワセリン。
おすすめ度 | |
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内容量 | 80g(いろんなサイズがある) |
原材料・成分 | ワセリン、酢酸トコフェロール、BHT |
価格 | 約400円~(サイズによりけり) |
※ワセリンについて、商品画像を載せて比較紹介している記事がありますので、よかったら参考にしてください♪

まとめ
宇津木式ではリップクリームを使うのはNG!
代わりに、ワセリンで唇の乾燥を防ぎます。
ワセリンを唇につけたときの使用感は、普通にリップクリームを塗るときとなんら変わりありませんので安心してください♪
ワセリンは、唇はもちろん、メイクの下地代わりにもなるし、ハンドクリームの代わりにもなるし、宇津木式をする人には欠かせない万能アイテム。
私は、顔は「サンホワイト」、唇と手には「ベビーワセリン」と使い分けていますよ。
それではまた。
▼こちらでは、宇津木式スキンケアの乾燥対策について書いています。
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